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過去の対策では「効果」が出ず・・新たな熱中症対策を模索
解決ファクトリ―の金岩です。本日は、埼玉県三郷市にあるダンボール製造工場を訪問し、熱中症対策の現地調査を行いました。同工場では、夏場の高温環境に悩まされており、社長は「従業員が少しでも働きやすい環境にしたい」との強い想いを持っています。
これまでに扇風機やミストを導入したものの、期待した効果が得られず、従業員の作業環境改善が進まないことが課題となっていました。特に工場内は機械の稼働熱も加わり、外気温以上の高温環境が続くことから、より効果的な対策が求められていました。
熱中症対策には複合的なアプローチが必要
現場を調査した結果、熱中症対策には以下のような複合的なアプローチが求められることが分かりました。
・扇風機:局所的な風を生み出し、空気の流れを作る
・スポットエアコン:特定の作業エリアを冷却する
・大型移動式エアコン「ヒエスポ」:広範囲を強力に冷却でき、必要に応じて移動が可能
・遮熱対策:屋根や壁の遮熱シートなどを活用し、外部からの熱を抑える
扇風機は既に導入している。スポットエアコンは作業員が移動するから不向き。遮熱は建物の状況からコストがかかる。すべて導入するのは難しいため、大型移動式エアコンを選択。大型移動式エアコン「ヒエスポ」は広範囲の冷却に適しており、柔軟に設置場所を変えられるため、工場全体の作業環境を改善するのに有効だと考えられました。
大型移動式エアコン「ヒエスポ」を提案
私は、工場内の温度環境や従業員の動線を考慮した上で、大型移動式エアコン「ヒエスポ」の導入を提案しました。「ヒエスポ」は強力な冷風を発生させ、スポットで冷却できるため、広い工場内でもピンポイントで効果を発揮します。
また、移動が可能なため、必要な場所へ柔軟に設置できるのも大きなメリットです。工場のレイアウトに合わせて適切な場所に配置し、従業員が作業しやすい環境を整えることができます。社長もこの提案に興味を持っていただきました。
しかし、社長は1点不安な点がありました。それは「効果」。本当に効果があるのか?導入するためには、100万以上の投資が必要です。このリスクを回避させないといけないと感じ、まずは「レンタル導入」をすすめました。レンタルと言っても費用はかかります。しかし、購入までのコストはかからないので、まず試験導入を検討することになりました。
冬の乾燥対策としてミスト施工も提案
さらに、冬場の乾燥が原因で発生する静電気や粉塵の問題についてもヒアリングを行いました。工場内では乾燥が進むとダンボールの品質にも影響を及ぼすため、年間を通じた環境改善が求められています。
そこで、冬の乾燥対策として「ミストシステム」の施工を提案しました。夏場には冷却効果を発揮し、冬場には適度な湿度を保つことで作業環境の改善が期待できます。この提案にも社長は関心を寄せ、今後の計画として前向きに検討していくことになりました。
熱中症対策のご相談はお任せください
熱中症対策は、従業員の健康を守るだけでなく、作業効率の向上にもつながります。もし、工場や倉庫内の高温環境にお悩みでしたら、ぜひ「ヒエスポ」の導入をご検討ください。
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