自動ドアと後付け自動ドアの価格を比較してみました!

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自動ドアの導入は、製造業など工場における作業の効率化、衛生管理また、障害者雇用の面でも重要な課題です。

ところが、既存のドアを自動ドアに入れ替える、または新規で設置するとなると、コストがかかり過ぎるため、断念せざるを得ないというケースも少なくありません。

そこで注目されているのが、既存のドアを自動ドアにできる後付けの自動ドアシステムです。
今回は、一般的な自動ドアとの違い、後付けタイプの自動ドアのメリットについてご紹介します。

なぜ高い?一般的な自動ドアの見積もり価格

自動ドアの導入で大きな障害になってくるのが価格の問題。
自動ドアの設置には、自動ドア装置、ドア、センサーなど一式が必要です。
この中で、最も見積もり価格に影響を与えているのが「ドア」と「ドア枠」です。

自動ドアのドア枠にはアルミ製とステンレス製があります。
製造業などの工場で採用される腐食などに強いステンレス製のドア枠は、アルミ製で作る場合の約2倍と高額になります。

次にドアですが、自動ドアは扉が一枚のタイプ、両引きのタイプ、複数のドアが重なる連戸タイプなどがあります。
価格はドア枚数が多いほど高くなり、左右引きでステンレス製のドアなら200万~と非常に高額になります。

既存のドアを自動化するから安い!後付け自動ドア

一方で、今あるドアを自動ドアにできる後付けタイプの場合は、新たにドア枠やドアなどが必要なく、自動ドア装置の施工のみで活用が可能です。
新規自動ドアを導入するケースと、コストを比較してみましょう。

【引き戸を自動ドアに交換する場合の費用】

ドア交換(新規自動ドア設置)の費用は約100万円~で、工事期間は標準で約2日間かかるのに対して、後付けの場合は約30万円~、工事期間は約3時間と、コストだけでなく工期も大幅にカットできることがわかります。
工期が短かければ、業務への影響も最小限で抑えられます。

ドアを自動化することによるメリットとは?

自動ドアを設置することで通行の利便性が向上するだけでなく、

  • 温度管理
  • 湿度管理
  • 塵埃の遮断
  • 防音・気密
  • などのさまざまな効果が期待できます。

    省エネ効果

    ドアを開けっぱなしにしないので、冷暖房効率が上がり、屋内の快適性も向上します。
    電気代も節約でき、CO2の削減にも効果が期待できます。

    バリアフリー効果

    高齢者や障害のある従業員でも、ドアを手で押さえる必要がなく、簡単に通ることができます。車椅子での通行も、スムーズな通行が可能になります。

    通行者の利便性の向上

    ドアの前でストップすることなく、両手が塞がっていても楽に素早く通り抜けられます。
    荷物や材料などの運搬も、スムーズに行えます。

    衛生管理体制の強化

    衛生管理が必要な食品工場などでは、手を使わないドアの開閉が求められます。
    気密性の高い自動ドアなら、室内側の気圧を高めることで塵・埃の侵入を防止にも役立つなど、衛生管理対策HACCP(ハサップ)にも対応できます。

    後付け自動ドアの導入事例

    新規の自動ドア設置に比べて、価格も安く工期も短いなど、メリットも多く、様々な既存ドアに対応可能な「後付けタイプの自動ドア」は、多くの製造業などの工場をはじめ、医療機関や施設、学校などでも活用されてます。

    工場内間仕切引分けドアの導入事例

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    左右同時開閉、および独立開閉の使い分けを可能に。

    工場内自閉式ドアの導入事例

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    ドア幅が広いため、半開き、全開きの機能付きの装置を導入。

    強化ガラスドアの導入事例

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    古いガラスドアのカバー面に、装置を設置。

    まとめ

    • 自動ドアの価格に含まれるのものは、自動ドア装置、ドア、センサーなどで、特に「ドア」と「ドア枠」が価格に影響している。
    • 新たにドア枠やドアなどが必要ない、後付け自動ドア装置なら、約3分の1程度のコストで既存のドアを自動化できる
    • 新規自動ドア導入は施工に2日程度かかるが、後付け自動ドアなら約3時間~設置可能
    • 製造業など工場における自動ドアの導入は、省エネ、バリアフリー、通行の利便性、衛生対策などに効果を発揮する。

    今回は、自動ドアと後付け自動ドアについてご紹介しました。
    自動ドアの導入は、労働環境改善の観点からも最優先課題ではありますが、小規模工場や事業所にとって大きな負担となります。
    少ない投資で、素早く環境改善に取り組むために、後付け自動ドアの採用を検討してみてはいかがでしょうか?

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