解決ファクトリーの金岩です。
先日は、東京都大田区にある食品工場様に訪問して防カビ施工を行ってきました。
最初に相談をいただいたのが、2022年10月。当初は工場の中で特にカビの被害が酷かったエリアだけ施工する予定でしたが、衛生管理を考えると工場全体をやったほうがいいということになり、すべての作業部屋をやることになりました。防カビ施工は、1階と2階の合計2日間行いました。
カビが酷い1階エリアは、建物の設計上どうしてもカビが発生しやすい構造になっており、天井裏に湿気が溜まりやすくなっています。この場所は、屋根裏に入り、しっかりカビを除去しながら防カビ作業を行いました。
天井裏以外の場所は、壁と天井のカビ除去を行い、乾燥させてから防カビ剤を噴霧します。これだけでも結構大変な作業。職人さんたちも汗をかきながらしっかり作業をしていただきました。
食品工場の中がすべてカビだらけということではありません。カビが発生しやすい場所は「冷房がフル活動」「大型冷蔵庫がある」という環境です。そして、工場の構造が大きく関わります。毎日清掃をしていても、カビが発生してしまうのが厄介のところですね。
カビが発生しやすい重点エリア以外の場所は、カビ除去作業と清掃を行いました。普段カビが生えない場所は定期的に清掃をすればカビの発生を防ぐことができます。これをするか?しないか?で雲泥の差が生まれます。しっかり、壁、天井をクリーニングしました。
カビを除去して、その上から防カビ剤を撒くことでカビの発生を長期間防ぐことができます。長期間というと「具体的にどのくらい?」と質問したくなりますよね。今回の食品工場の場合、今回の1回だけだと2年以内にカビが発生する可能性があります。その理由は、冒頭で説明しましたが「建築の構造上の問題」があるからです。
屋根裏に水が溜まってしまう環境のため、これを解決しない限り、難しいというのが今回の現場でした。そういう場合、定期的に防カビ掃除をすることが一番の解決方法です。
カビは一度発生したら厄介です。食品工場の中でもしも現在カビに困っているのであれば、是非一度ご相談ください。1都3県(東京、神奈川、埼玉、千葉)であれば現地調査に伺います。
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