白ナンバーもアルコール検査義務化!安全運転管理者に必要なことは?

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※2021年12月7日に公開した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を追記、その他の部分も修正して2023年7月19日に再度公開しました。

■ 道路交通法施行規則の改正

平成23年5月1日より緑ナンバー(別名:営業ナンバー)の運輸やトラック物流業者においては、「点呼」や「アルコールチェック」が行われていました。
しかし2021年6月に千葉県八街市で小学生5名が、白ナンバーの大型トラックにはねられて死傷した交通事故が発生したことを受け、アルコール検査対象範囲の改正が決定。
白ナンバーの車を所有する「安全運転管理者選任事業所」にも「安全運転管理者」によるアルコール検査が義務化されることになりました。

・令和4年4月1日~
安全運転管理者は飲酒の有無を「目視で確認すること」が追加となり、 更に「その記録を一年間保存すること」が追加されます。
令和4年10月1日~ 令和5年12月1日※
安全運転管理者は飲酒の有無を「アルコール検知器を使って確認すること」が追加され、また更に「アルコール検知器を常時有効に保持すること」が追加されます。

※上記の義務化については、半導体の不足に伴ってアルコール検知器が不足していることを理由に、無期限延期されていましたが、
2023年6月8日、警視庁は、同年12月に義務化とする方針を明らかにしました。

■ 「安全運転管理者選任事業所」とは

令和4年より新たにアルコール検査義務化の対象となる、「安全運転管理者選任事業所」とは以下を満たす事業所です。

・定員11人以上の自動車を1台以上使用している事業所
・自動車を5台以上(自動二輪車(※50ccを超えるもの)1台は0.5台で計算)使用している事業所

所謂メーカー営業が運転する社用車など、運賃収入を目的としていない白ナンバーの車を所有する事業所で、全国約34万事業所、770万人のドライバが対象となると想定されています。

出展:安全運転管理者等の選任義務 (道路交通法施行規則第9条の8)

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■ 「安全運転管理者」の業務とは

上記を満たす事業所においては「安全運転管理者」を選任し、公安委員会へ届出が必要です。
届出がない場合には「5万円以下の罰金」がありますので、早急に届出を行うようにしましょう。

「安全運転管理者」に選任された場合には、以下の業務が必要です。

①運転者の状況把握

運転者の適性、技能、知識及び法令等の遵守状況を把握するための措置を講ずる。

② 運行計画の作成

最高速度、過積載運転、過労運転及び放置駐車違反行為の防止など安全運転の確保に留意して、自動車の運行計画を作成する。

③交替要員の配置

運転者が長距離運転、夜間運転に従事する場合、疲労等により安全な運転ができなくなるおそれのあるときは、あらかじめ、交替するための運転者を配置する。

④異常気象時等の安全確保の措置

異常な気象、天災などで、安全な運転の確保に支障が生ずるおそれがあるときは、運転者に必要な指示や安全な運転の確保を図るための措置を講ずる。

⑤安全運転の指示

運転者に対して点呼を行い、自動車の点検の実施の有無や飲酒、過労、病気等の理由により正常な運転をすることができないおそれの有無を確認し、安全な運転を確保するために必要な指示を与える。

⑥運転日誌の記録

運転者名、運転の開始及び終了の日時、運転した距離など、運転日誌を備え付け、運転者に記録させる。

⑦運転者に対する指導

運転者に対し、自動車の運転に関する技能、知識など、安全な運転を確保するため必要な事項を指導する。

出典:警視庁
https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kotsu/jikoboshi/torikumi/drm_top.html

■ 安全運転管理者の必需品!飲酒運転防止 アルコール検知システム

以上の通り、「安全運転管理者」はアルコール検査以外にも運転者の安全運転確保のために様々な業務を行う必要があります。
アルコール検査においては、今回の道路交通法施行規則の改正を受けて、運転者の飲酒の有無を「目視」と「アルコール検知器」を使って確認し、さらにその記録を一年間保存することが求められています。

この2023年12月に予定されているこれらの義務化に対応するアルコール検査を、一括管理できるのが、「飲酒運転防止 アルコール検知システム」です。

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EG-Keeper(イージーキーパー)は、
AI顔認証付でマスクをしたまま運転者の本人確認健康管理(体表面温度)アルコールチェック、これら記録の保存(1年間分)が非接触&全自動でできる一体型アルコール検知システムです

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EG-keeperの使い方は簡単2ステップ

特長① 超高速認識

エッジAI搭載により顔認証0.1秒の超高速認識、認識精度は99%以上。
高性能サーモセンサーでわずか0.3秒で測定、体表面温度測定精度±0.2度。

▶ 従業員数が多い事業所でもスムーズにアルコール検査が可能です

特長② なりすまし防止

3万人の顔写真を含むデータ登録が可能。メガネ、帽子、ヘルメット装着時の認識も可能。

▶ 顔認証を使って、運転者の本人確認/健康管理/アルコールチェックを実施することで、従業員同士でのなりすまし・不正検査を防止します

特長③ 多拠点でも一括管理

専用アプリケーションと専用PC管理ソフトを使用して、検査結果と顔写真のデータを管理者へ転送(CSV出力も可能)。
1年間のログ蓄積・保管が自動で可能。
またWi-Fi接続、アクセスポイント機能によりLANケーブルがない場所でも管理や設定変更が可能。

▶ アルコール検出時には管理者へメール通知が発送され、複数拠点に展開する事業所においても一括集中管理による業務効率化に貢献します

特長④ API連携機能による幅広い拡張性

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